体験会を開催するために、最初に決める必要があることが幾つかあります。ただ、まず最初は気軽な体験会ですので、これだけ決めれば開催することが可能です。
体験会で最初に決めること
- どんな人に参加してもらいたいのか
- 何人規模の体験会にするか
- いつ開催するか(日にち、時間帯など)
- 当日の内容
①どんな人に参加してもらいたいのか
これを最初に決めることで、その後の人数の規模や開催の日にちなどが決めやすくなりますので、最初にこの部分を考えましょう。
最初の体験会は、友人や親しい仲間を集めて開催する事が最も多いようです。また、家族を集めての開催でもよいでしょう。まず最初は、自分が主催する会で人に喜んでもらう楽しさを体感することがとても大切です。親しい人たちだからといって、お遊び感覚すぎてもいけませんが、緊張しすぎる必要もありません。
体験会の参加者の例
- 親しい友人や同僚
- 家族
- 興味関心が近いイベントなどで出会った人・・・など
友人との会話のなかで、ふと自分が修得した資格や知識に関連する話題がでた場合などに、今その分野を詳しく勉強中であることや、いろいろ試してみてとても面白いと感じていることを話してみると、興味を持ってくれるようになります。そこから、自然な流れで体験会の開催が決まる場合もありますし、あなたが提案してもよいでしょう。
この体験会に参加する人を先に決めると、自ずとみんなが集まれる日、時間帯が限られてくるので、開催日なども決めやすくなります。
②何人規模の開催にするのか
自宅でやるのか、小さなサロンを借りるのか、また友人宅で開催するのかなど、会場の大きさや設備によっても人数はおおよそ決まってくるでしょう。
体験会の人数として、あまり大人数は適しません。主催者として慣れるまでは、多くても4人程度ですと全ての人に気を配り、体験会のホストとしてしっかり場を作る事ができます。
また体験会の段階で大掛かりな準備が必要となると、準備資金もかかります。新しく机やイスを買い足したりする必要が無い程度の人数にすることで、気軽に体験会を始めることができるので、無理のない人数での開催がおすすめです。
③いつ開催するのか
参加者の目安が決まっていると、その参加者が集まりやすい日に合わせて開催日を設定しやすくなります。また、具体的に参加者が決まっていないでも、参加してほしいターゲットをある程度決めることで、開催日を設定することができます。
例えば、
- 参加者を社会人メインにする場合・・・平日の夜か土日
- 参加者を主婦層にする場合・・・平日の日中
- 参加者を子育て中の人をメインにする場合・・・平日のお子様や家族に影響が無い時間帯
など、ある適度特定されてきます。これはSNSなどを利用して告知して開催し始めた時や、本格的な教室を始めた時にも大切なポイントです。参加日時によって参加者の集まり方も変わってくるため、できるだけ自分が参加して欲しい人たちが参加しやすい開催日を設定しましょう。
④当日の内容
最後に当日の内容を決めます。自分が参加してほしいと思っている人、自分が学んだ分野に興味がある人が知りたいような内容にすることで、参加者の満足度が高い体験会になります。
全ページに上げた内容なども参考に、メインの内容は1つにしぼるようにします。実はこれがとても大切です。
最初はあれもこれも、と盛り込みたくなるのですが、短い体験会のなかで内容が多すぎると、参加者の方のなかには忙しい印象を持つ方も多くなります。また最初の段階では、予想外の事態が起こる事もありますので、内容は余裕をもって、1つの項目をじっくり楽しむ会にすることをおすすめします。
やりたい内容が沢山ある場合は、また次の機会に開催することもできます。そのように参加者の方の声も聞きながら1つずつ着実に進めていくことで、取得した資格を活用できるだけのスキルがあなたの力として身に付いていきます。


